自己処理について
あなたが行なっている
自己処理はどれですか?
Which self-processing do you do?
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毛ヌキで抜く
- 毛根部を刺激する→濃くなる。
- 化膿・炎症が起こりやすい。
- ニキビのような毛嚢炎になりやすい。
- 高血圧症である
- 血栓症または高脂血漿である
- イングロンヘア( 内部成長毛)現象、つまり皮膚の中で
縮れて毛が成長してしまう。
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カミソリやシェーバーで剃る
- ひんぱんに剃ることで、その部分の血流がよくなり、
毛が濃くなる。 - 「不見傷」 といって、目に見えない傷が必ずできる。
- 肌のカサつき、皮膚のいたみがある。
- ひんぱんに剃ることで、その部分の血流がよくなり、
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脱毛クリーム
- 2週間ぐらいで、 すぐに生えてくる。
- 脱毛が完全にできない。
- ニキビのような毛嚢炎になりやすい。
- 匂いが強すぎる。
- 強いアルカリ性のため皮膚がかぶれやすく
シミになりやすい
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脱色、漂白する
- 匂いが強すぎる。
- 化膿・炎症が起こりやすい。
- ビールやアンモニア等すべてアルカリ性で、
そのアルカリで色素をぬくので肌が荒らされる。 - 高血圧症である
- 血栓症または高脂血漿である
- 血液循環がよくなり、
血液が供給されるので毛が長くなる
濃くなる、 皮膚を痛める、鳥肌のようになる、
炎症やイングロンヘア…
繰り返し繰り返し面倒な自己処理を行うことは 「百害あって一利なし」 です。
しかも、どれも一時的な処理方法のために常に繰り返さなくてはなりません。
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カミソリで剃る
一番身近な方法ですが、鋭利な刃物で皮膚をひっかくので、同時に角質層も削りとってしまい、繰り返すことで黒ずみや色素沈着の原因になります。又、皮膚が薄くなるのでカサついたり、肌を守ろうとして皮膚の角質層が厚くなり、埋もれ毛の原因となります。
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毛抜きや機械で抜く
毛根に刺激が与えられて次に抜かれないように、毛乳頭から栄養分を充分に与えられ太くて根強い毛が生えて来ます。1本1本抜くので時間と痛みがともないますし、あまり知られていないませんが体毛を引っ張る力が鳥肌の原因になります。また抜いた毛が穴の上を皮膚が覆い、その皮膚の中を毛が縫う様に生えてくる、埋もれ毛と呼ばれる事態になることもあり、ひどい場合は外科手術が必要となる場合もあります。また、機械によって抜くと毛並みに逆らって抜く為、途中で切れてしまい周期がくるってしまいます。
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脱毛WAX・テープ
温めたワックス剤を塗り、冷めて固まった毛の流れと反対方向に剥がす方法です。一方テープの方もワックスをテープ状にしたものを肌に貼って剥がすだけで簡単に脱毛ができます。短時間で広範囲を処理できる方法ですがテープを剥がすときに激痛をともなったり、ワックスを温めすぎてやけどをしたり、皮膚への負担もかなりあります。また毛根部で切れてしまった毛が、皮膚の中にもぐったまま成長したりする埋もれ毛により、毛穴がいっそう目立ったりしてしまいます。
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脱毛クリーム
クリームを塗布し、ふき取ったり、洗い流したり、とても簡単そうに見えますが、そこに危険が潜んでいます。脱毛クリームの成分は硫化ストロンチウムで毛を溶かすので、毛と同じタンパク質でできた皮膚まで溶かすことになり色素沈着や肌荒れの原因になります。
1.毛周期(1本の毛の変化)
体毛は、 ある一定期間を過ぎると、 自然に抜けていきます。 そして、 しばらくすると、 再び新しい毛が生まれ、 成長します。 この新旧交代の繰り返しを“毛周期” というのですが「成長期」「退行期」「休止期」のメカニズムを理解し、全体のバランスを保ちながら脱毛をしなければ、完全脱毛は出来ません。というのも表面に出ている毛は、全体の毛の20%~30% に過ぎません。
あとの70%~80%は、出番待ち、待機中、お休み中なので、今表面に出ている毛をすべて処理してしまっても、次の毛穴からどんどん新しい毛は、生えてきて…永遠においつかないし、面倒な自己処理によって肌を傷めるという悪循環の繰り返しです。
2.毛の構造
毛は、毛幹部と毛根部に分かれます。毛幹部は表面に出ている部分をいい、毛根部は皮膚内に埋没している部分のことをいいます。
毛根のいちばん下の部分を毛球といい、毛を作る工場、毛の成長に大切な役目を持っている毛乳頭を包んでいるのです。
ですから、毛乳頭を処理すること、しかも個人個人の毛量や体質に合わせて処理することが、確実でムダのない脱毛法といえます。自己処理では不可能です。
3.ワキガ(腋臭症)
私達の体には、汗腺が2つあります。発汗をつかさどっているのがエックリン腺といって、毛穴とは全く別のものです。もう1つのアポクリン腺は、毛包と出口を共にしていて、ここから出る汗は、全く私達の役に立たないアポクリン汗腺で、この汗の中には脂肪酸やタンパク質が含まれています。それに細菌や表皮上のアカ、皮脂腺から出るアブラなどがミックスし、分解され匂いが発生するのです。ワキガは遺伝に関係するといわれていますが、清潔にすることと、完全脱毛をすることによって抑えることができます。
4.イングロンヘア(内部成長毛)
毛というのは、途中で切れると、縮れる性質を持っています。そしてそのまま毛根のところに縮れた状態で戻ってしまい、次に成長してくる段階には、表皮に出れないため、皮膚のなかで成長してしまいます。毛抜きで抜いたり、脱毛ワックスでの処理に多く、後の脱毛が困難になります。
毛の構造と仕組み
Hair structure and structure
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毛乳頭と毛根部が完全に離れ、活動を休止し抜け落ちるのを待つ状態(ブラッシングやシャンプーをしても毛は簡単に抜け落ちます)肌を守ろうとして皮膚の角質層が厚くなり、埋もれ毛の原因となります。
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皮脂腺は脂が出る場所ですが、この中に毛の因子があります。
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皮脂腺にある毛の細胞を作り出す毛の因子がホルモンの働きによって毛乳頭へ下がっていきます。
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毛乳頭は養分を毛細血管より吸収し、因子が落ちてきたことにより毛が作り出されていきます。
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抜いた時に
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毛乳頭と毛根がしっかり結びついた状態!!
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血液の供給がとだえ毛球部も角化して根棒毛となります。
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メラニンに吸収されて発生した熱が毛乳頭と皮脂腺開口部に届きタンパク質凝固を起こします。
成長期の毛は
全体のどれくらい?
How long is the growth hair?
- 今、目に見えている毛は100%の毛ではありません。
- 出ている毛は全体の10%~30%です。
- 5%~15%が成長期の毛です。
- 1回に抜ける毛は5%~15%です。
※光を当てた毛が、
全て抜けるという事ではありません。
2ヶ月ぐらい経つと
眠っていた毛が成長期になり、
そこにまた光を当てていきます。
少し長くかかる可能性がある方
- ホルモンバランスが崩れやすい方
- 毛抜きで毛を抜いていて毛周期がバラバラな方
脱毛可能部位
Hair loss possible
症例写真
Case picture